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2013年7月18日 (木)

日本の地名 雑学事典

日本の地名 雑学事典:浅井建爾

副台に”地理と地図が大好きな人のための”、とあります、まさに地図大好きの自分には面白い本でした。

この本を読もうと思ったのは、旧国名と旧国の境界を知りたかったからです。
いま僕が住む宝塚は兵庫県ですが、旧国名では摂津の国にあたります。摂津と言えば現在大阪府の北西辺りに実際に摂津市があるので、そちらをイメージしてしまうので、結構離れてる宝塚が摂津とはちょっとピンとこないですね。
それに旧国名と現在の都道府県が一致してるところもあればいくつかに分かれてたり、現在の都道府県をまたいでいたりします。摂津の国も現在の大阪府の北部と兵庫県の南東部がその範囲だったのですね。

もっと詳しく全国の旧国の地名と位置や地域を覚えたいのだけど、すぐには頭に入らないですね。
旧国名と一口に行っても時代によって呼び方や、範囲や国の数も違うのでとても難しいです。

劇的に日本の形が変わってくるのはやはり明治時代以降ですね。
それまでの江戸幕府の支配に代わり明治時代になり、欧米列強に対抗しようと、日本のシステムを大幅に変えようとした中で、行政区分も地名までもそれまでとはガラッと変わってしまいます。
あまりに細かくわかれ過ぎてると行政はやりにくいでしょうから、ある程度大きな町にしていくのはいいと思いますが、それによって古くからの伝統ある地名がどんどん失われていってるのは残念ですね。最近でも平成の大合併によって地名が変わったりなくなったりしたところがずいぶんあるようです。

雑学ということで、各地の地名の由来を紹介されていますが、二つだけ僕の意見と違うところがあるので、そこだけ取り上げましょう。
まずは「奈良」です。平す(ならす)から来ていて、奈良盆地の平坦な様子からきてる、それが大方の見方だと。
「奈良」が「平す」からきてるという説は初めて聞きました、僕は前にブログでも書きましたが、「奈良」は韓国語の国を意味する「ナラ」からきてると思ってます。この説は言語学の先生なんかでも言っておられる方がいらっしゃいますね。
もうひとつは「大阪」です。本書では上町台地に坂が多いから「大坂」で坂の字が悪いというので阪に変ったとされてます。これは古代史を勉強してるとかなり違和感がありますね、上町台地の下と上を行き来してるからそうつけられたということでしょうが、上町台地がにぎやかになるころはまだ上町台地の下には町はなかった!!それ以前から大坂という地名はある。
僕が考えてるのは、地名とは国の中心地から見てつけられることが多いのです、そのことは本書にも書いてある、たとえば「前・中・後」がつく国は京都や奈良から見て近い側が「○前」の国というように。
それではなぜ大阪かというと、奈良から大きな坂を越えた向こう側の国が「大坂」だったのじゃないかと僕は思ってます。大和川沿いを行き、二上山の大きな坂を越えたら行ける国、そこがいつしか大坂と呼ばれるようになったのではないかと思っています。

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