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2013年7月15日 (月)

宝塚の歴史を歩く

宝塚の歴史を歩く:直宮憲一

やっとこの本に出会えたという感じです、それよりやっと直宮先生に会えたという感じですね。

この本のことは出版されたときから、宝塚の教育委員会の方が退職を機に書かれたと紹介されていた記事を読んでいたので知っていました。
そしていつか読まないと、それに宝塚で古代史の専門の人がいるのだったら、いろいろと教えていただきたいな、とずっと思っていたのでした。
しかし、そうこうしてるうちに、本のことは気になってたけど、本の名前も著者の名前も忘れてしまってました。

なかなか素人が用事もないのに教育委員会に行く勇気もなく過ごしていたんですが、先日家の近所の道標を見てみたら、市の説明板だけ残っていて、道標が見当たらない!
これはちょっと教育委員会に行くよい口実ができたかな、ということ市役所に行ってみることにしました。
まずは役所の知り合いに久しぶりにあいさつに行って、こういうのはどこに聞けばいいのかを尋ねたら、社会教育課だと教えていただき、その足で社会教育課に行ってみたのでした。

あんまり一般人が訪ねて行くようなところではないので入りにくかったですが、行ってみると、入り口に一番近い席の方が丁寧に対応していただきました。
僕が「安倉の道標が見当たらない」、と聞きましたら、「ありますよ」と事前に撮ってた現場の写真を見せたら、「これがそうです、ぼくも近所に住んでるので、しょっちゅう散歩がてら見てますから」と言われまして、その方が僕の目の前辺りに住んでることが判明。

そのまま話の流れで、以前に職員の方が本を出された件を聞いてみると、「あの本僕が書いたんです」と言われるではあ~りませんか!
なんといきなり対応していただいてたのが著者の直宮先生だったとは。

もう著作は書店にはないけど、図書館にはあると教えていただき、さっそく図書館で借りて読んだというわけです。
その時に僕も歴史には興味があるのですというような話をしていたら、最近記事にもしてる、”たからづか歴史散歩 ガイドブック”をいただいて、宝塚の史跡廻りも始めたというわけです。
前置きが長くなりましたが、初めて社会教育課に訪ねていって直宮先生に偶然会えてホントにラッキーだなと思いました。

図書館で直宮先生の本を借りるにあたって、蔵書検索をしたら、「宝塚の歴史を歩く」「宝塚の歴史ガイドブック」「摂津文化を学ぶ講座」の3冊がヒットしたので3冊とも借りてきました。

さぁ「宝塚の歴史を歩く」ですが、まさに宝塚の先史時代から現代までの宝塚のことが詳しく解るように、丁寧に解説してあって読みごたえもあります。
宝塚の地名の由来から入り、縄文時代の宝塚地域の人口を推測したり、また宝塚の歴史を説明する為に周辺の川西や伊丹、それに一見宝塚から離れるような話題に感じることもありますが、そういう宝塚にまつわることの周辺をかなり掘り下げて書いてあるので、非常に勉強になりますね。

それに先生は考古学が専門なので、中山荘園古墳、長尾山古墳等の実際に携わった事業はもちろん詳しく書いてありました。

宝塚市民はもちろん、宝塚市に興味がある方は必読の書と言っていいでしょう。

「宝塚の歴史ガイドマップ」は宝塚ガイドソサエティという団体の方が書かれた宝塚紹介本です。直宮先生の監修で非常に簡潔に宝塚のことが紹介されています。

「摂津文化を学ぶ講座」は県の阪神北県民局主催の講座をまとめたものです。
6回の講座のテーマは”街道を学ぶ”で阪神北地域、京伏見街道、小浜宿、多田街道、西国街道、巡礼街道などが取り上げられてます。
直宮先生は”巡礼街道と西宮街道”について語られてます。
最近サイクリングをするのに、旧街道が非常に気になってきた自分としては面白い本でありました。

旧街道というのは、当たり前ですが、自動車のために作られたのではなくて、主に人が徒歩(かち)でいくための道ですね。たぶんみなさんも自転車なんかで移動するときは車道より裏道なんかを使うことがあると思いますが、そのいま裏道とおもって通ってるところが、実は昔のメイン道路だったりします。
旧道は徒歩でできるだけ楽に行けるように設定してあったりすることが多いので、自転車で走っても、自動車用の道より勾配が緩やかだったりします。
みなさんも一度意識しながら通ってみてはどうでしょう。

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コメント

私が小学生の頃に子供心で宝塚の名前の由来について先生に宝の塚が有るのかの問いに明確な回答が無かったのを覚えていますね。(笑)
また、甲山 カブト山の由来にも兜が隠されているの と聞いた記憶が…(笑)
仁川のピクニックセンターに弥生時代の住まい跡があり住まいを建てたのが中学生頃まで有ったのを記憶をしています。
似た様なのが淡路島にも有るようですよ。(^-^)


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