« 【MotoGP】COTAテスト | トップページ | 【泉優二】ライド・オン »

2013年3月13日 (水)

【泉優二】ウインディーⅠ・Ⅱ

ウインディーⅠ・Ⅱ:泉優二

前に書き下ろしのウインディーは読んでるので、その文庫版であろうⅠ・Ⅱは読むつもりはなかったのですが、最近泉氏の作品を読んでいくうちにもう一度ウインディーも読んでみようと思い、それなら文庫版で、ということで読んでみました。

文庫化に当たって加筆はよくあることなのである程度は変わってるところもあるんだろうな、と思ってましたが、前に読んだ”ウインディー”の内容をはっきり覚えてないから、どれほど変ってるか具体的にはわからなかったのですが、人のつながりや、感情表現なんかで、丁寧になってる気がした。

泉氏のウインディーシリーズの主人公の日本人ライダーは、レースにすべてを注ぐあまりに、周りの人間に対する配慮があまりに少ない、自分勝手な感じの人物に描かれてます。
一つのことに集中してる人というのは、えてして周りにとらわれないところがあるのかとも思いますが、ヨーロッパのレース文化の中で一人だけの日本人が、そういった周りを受け付けない雰囲気だったら、ほんとに近寄りがたい存在に見えるでしょうね。
70~80年代に参戦していた片山氏を通してGPを見てきた泉氏の小説なので、片山氏が、ヨーロッパのレース界で、この小説の中のように、孤独で堅物な感じの人だったのかな、なんて想像して読んでしまいますね。

その片山さんの参戦歴が書いてありましたが、日本でほとんどWGPが紹介されてなかった時代に、ヨーロッパに渡って、チャンピオンを取ってしまった片山さんはすごすぎますね。
もっと日本人のレースファンには知っておいてもらいたいですね。

さぁ小説のほうですが、ほんとに記憶があいまいなんで申し訳ないですが、物語のエンディングは角川ノベルズ版とこちらの文庫版ではまったく異なってるんじゃないでしょうか。
文庫版のほうが小説としていい感じになってる。

これにつづく、チャンピオンライダー、ラストラップを読むのでしたら、このウインディーⅠ・Ⅱを読んでからのほうがつながりがいいように思います。

« 【MotoGP】COTAテスト | トップページ | 【泉優二】ライド・オン »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/582317/56949506

この記事へのトラックバック一覧です: 【泉優二】ウインディーⅠ・Ⅱ:

« 【MotoGP】COTAテスト | トップページ | 【泉優二】ライド・オン »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ