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2013年2月22日 (金)

【泉優二】マン島に死す

マン島に死す:泉優二著

こちらも泉優二氏のバイク小説です。

登場人物の名前がウインディシリーズとは違うようですが、泉氏独特のレース描写やライダー心理等はそのままですね。
それに「チャンピオンライダー」でケイが”マン島を走りたい”と言い、「ラスト・ラップ」でヒロがマン島の優勝で終わっているので、つながってる話と思ってもいいかな。
「チャンピオンライダー」「ラスト・ラップ」「マン島に死す」の順番で読むのがいいですね。

「ラスト・ラップ」でもマン島TTの様子は描かれてあるんですが、これは一冊丸ごとマン島TTなんで、よくマン島TTのことが分ります。

マン島TTは一番有名な峠レースとでもいいましょうか、バイクの公道レースです。
レース期間は2週間くらいあるんでしょうか。
コースはマン島全部を使って島一周約60kmのコースを6周、360kmを2時間かけて走り、タイムを競うというものです。

クローズドのサーキットではなしに、島の一般道を使う危険なレースなんで事故死が多いことで有名ですね。本のタイトルにもなってますが。

あまりに危険すぎるからですかね、有名ではあるけど日本で紹介されることはあんまりないですね。
マン島TTはまぁ有名なライダーのためのレースというより、イギリス人のための、バイク好きの人のためのお祭りと言った方がいいのでしょうね。

さて物語は、一人の日本人の若者が単身バイクを引っ提げてマン島に乗り込む場面から始まります。
そして、引退していたが復活して走る伝説のレーサーや、実力をつけてきていよいよ優勝を狙うライダーと知り合いになる。
伝説のライダーの家にお世話になりながらトレーニングを積みレースに出ますが、その間にマン島レースのことが具体的に書かれてあるのでだんだん分るし、登場人物の人となりや人間関係を描いていよいよレースを迎えます。

そして一つ目のレースで伝説のレーサーが復活優勝、しかしマン島入りしてから知り合い、ライバル関係までになったライダーはヒロの前で事故死。ここで、”マン島に死す”はこのことか?と思いながら二つ目のレースへ。
ヒロはマン島にも対応し上位を走りますが、目の前に飛び出してきた鳥を避けて転倒!

泉優二氏の作品ではたくさんのライダーの死が出てきますね。実際最近は安全に配慮されてるようになっているけど、今でも起こるし、昔は今よりずっと重大事故は多かったでしょう。
泉氏はライダーがそういう死と隣り合わせで走ってるということを特に書きたかったのかな?

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