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2013年1月16日 (水)

名馬風の王

名馬風の王:マーゲライト=ヘンリー

子供向けの物語です。

宮本輝氏のエッセイで、氏が子供のころに感動した作品として紹介されてます。
それに氏の映画化もされた作品「優駿」の中でも出てきてました。
それでぼくも子供に読んでもらおうと思って借りたんですが、子供は半分くらい読んで断念してました・・・ずっこけ3人組のほうが面白いようです。

せっかくなのでぼくも読んでみました。現在競馬の馬として走ってるサラブレッドの始祖の馬の物語です。
モロッコの王様の馬の馬飼いのモノを言えない少年が、何度も苦労というよりひどい目にあいながらも、自分の世話する馬を信じてけなげに生きていきます。そしてついにその馬の子供たちがものすごい強い馬だと認められていく。
こども向けに書かれた物語なのでさらっと読めますね、当たり前ですが。

しかし話の中で物語とは直接関係ないが、ちょっと気になったことがありました。

それは「あの光り輝く新月や星のように」みたいな台詞が出てきました。
星が輝いてるのはいいのですが、”新月”が輝くという表現はどういうことなのか?ここで引っかかってしまった。
この本は翻訳本なので原作はどう書かれてるのか解りませんが、日本語でいう”新月”は輝いてないと思います。
ちなみに辞書で”新月”を引けば、旧暦の1日、朔と書いてあります。
朔の日は月齢はほぼ0なので月は見えないのですけどね。
満月はもちろん光り輝いてますが、旧暦で新月はその月の最初なんで、その日は真っ暗なんです。だから戦争で作戦を開始するのは旧暦の1日がいいのです。
子供向けの本でしたが、この辺はそのままでいいのかな?ちょっと気になった。

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