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2012年12月 4日 (火)

生きものたちの部屋

生きものたちの部屋:宮本輝

前に氏のエッセイ、「血の騒ぎを聴け」を読んで、探してる言葉が見つからず、今度は「生きものたちの部屋」に載ってるだろうと思い読んだんですが、またその言葉はなかった・・・

今回のエッセイでは宮本輝氏の職場である書斎の中のことが結構書いてありますね。
書斎は家の一室なのですが、実は宮本輝氏のこの時代の家というのがぼくの家から歩いて10分かからないところなんで、勝手に親近感を覚えてるわけです。

本書の中に家の周辺の景色が出てきますが、想像ではなくてそのままの景色を思い浮かべることができます。氏の家の前にある中学校は嫁さんの母校だし。
ぼくが宮本輝氏に勝手に親近感を覚えるのは他にもありまして、まず氏を知ったきっかけが高校に入学してすぐに、卒業生として宮本輝氏がいると教えられたことです。しかし小説やエッセイで高校時代に触れることはほとんどないので残念です。他の卒業生の有名人は・・・桂小粒・・・
それと、氏のお父さんが愛媛県の南予出身というのもあります。ぼくの両親も南予出身なんで「流転の海」に出てくるお父さんの方言のイントネーションが分かる。

さあ”生きものたち”とは書斎で小説を書くために思い悩んでいるときに氏の頭の中にあるいろんなものが机のうえで動き出す、そういうもののこともいってるのですね。
宮本輝氏の小説はほんとにいろんな物語がありますが、どの作家の人もそうなんでしょうが、よく架空の物語をあんなに生み出すことができるな、と思いますね。
エッセイを読んだら氏が言葉一つひとつや構成などを何度も書き直して小説が生み出されてるのがわかります。

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