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2012年9月11日 (火)

都の成立

都の成立:門脇禎二・狩野久  飛鳥京から平安京へ

古代の宮は飛鳥地方で何回か造られ藤原京から平城京、長岡京を挟んで平安京で完成されるという感じでしょうか。
しかし藤原京以降の坊条制の都と飛鳥の都とはやはり意味合いが全然ちがうでしょうね。
飛鳥の都は天皇のいるところ、それに役人たちの仕事場がついている感じですが、平城京以降はそれだけじゃなくて都全体を街として設計していますよね。

この本ではそれぞれの都の特徴や違い、それに都と地方、都人の生活、貴族の生活なんかをいろんな方向から紹介されています。

平城京と平安京は大きさはほぼ同じなんですね、しかし道路の取り方、町の切り方が違うんですね。道路センターから距離を測るか町の大きさに合わせて道路を作るか、こんな違いがあったりするんですね、面白いです。

日本は中国にならって律令国家を目指すわけですが、そこではそれまでのシステムをまったく作り替えるぐらいの大変革を行っているわけですね。そこで今回地名について新たに知ったことがありました。
それは中国にならってそれまでの地名を漢字2字で表すという風にしたのですね。そこでそれ以前の地名から今に伝わる漢字表記の地名に変えられたことで、地名の意味あいがまったく解らなくなった地名がたくさんあるようです。たとえば”群馬”はぐんまと読むわけですがもともとは”久留末”と書いてあって”くるま”と呼ぶようです。その地方には車氏がたくさん住んでいたことで地方だったのでくるまと言っていたものが、漢字の読み通り”ぐんま”に変わっていたのだそうです。
風土記が作られたという意味も、こういうことで元の地名の意味が解らなくなるのを防ごうという意図もあったらしいのですね。地名のことは難しいですね。

天皇陵の移り変わりも面白いです。平安時代には究極の薄葬を遺言した天皇があるんですね、その遺言とは”山への散骨”です。お墓は作るな、お参りもするなと。しかしそれは周りが困るということで石碑は作ったりしたようですが。大きな古墳は奈良時代にいは終わるんですが、明治以降の現在また巨大なお墓を作ってるので、いまはまた古墳時代になってるというのは面白いですね。

今のところ奈良時代までの本ばかり読んでますが、たまには平安時代もいかないとだめかな。

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