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2012年8月 5日 (日)

発掘 日本の原像

発掘日本の原像:天野幸弘  旧石器から弥生時代まで

天野氏のことをちょっと知ってるので手に取ってみました。

天野氏は新聞社の記者さんであります、だからこの本は研究者の方が書く本とは読みやすさがぜんぜん違います。
目次のタイトルを書いてみます。
1  祖先を求めて
2  海のシナリオ
3  食ー自然の恵み
4  米のドラマ
5  まつる心
6  戦いの光景
7  住まいの知恵
8  さまざまな渡来人
9  鉄器登場
10 旅したモノたち
11 衣服の痕跡

このテーマにそって縄文から弥生時代までの重要遺跡を紹介しながら従来の定説、そして新しく発見された成果によって定説と違った見方が出てきてることなどを解説してあります。
しかし著者自身が考古学者や研究者じゃなく記者さんなので、研究者の方の話を聞いて、その研究者の方の言葉を紹介することでそれぞれの遺跡や発掘遺物の特色などを語ってもらってます。時代も”○○式3型”のような研究者にしかわからないような書き方ではなくて”いまから2500年前”とか”紀元200年ころ”のような素人でもすぐイメージできる書かれ方をされてるのでわかりやすいです。
今回初めて知ってなるほどと思ったのは、動物の骨で作った釣り針です。一般に釣り針は”J”型ですが、”I”型の釣り針、両方がとがってる物が出てくるそうです。これは針の真ん中に糸をくくって両端に餌を付けるんだそうです。この構造はさかなの習性を利用した物なんですね、餌を咥えた魚は頭を左右に振りますその時に口に刺さるんですね、古代人の知恵もすごいなと思いました。
広くいろんな遺跡が取り上げられてるのもいいですね。
鉄器登場の部分では弥生から古墳時代にくいこんで紹介されてます。
さらーっとこの時代のことを知りたい方には非常に読みやすい本だと思います。

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