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2012年8月14日 (火)

木簡から古代がみえる

木簡から古代が見える:木簡学会編

この本は木簡学会の設立30周年記念として新書で出された物です。

木簡学会での木簡の定義は”文字が書かれた木材の出土遺物”ということになるのでしょうか。古代遺跡から出てくる当時記録として残した板状の木簡だけでなく、中世近世、現代の物まで広く木材に書かれた文字を資料として扱おうということですね。
中世や近世では文書資料がたくさん残ってるので古代ほど”木簡”を資料として重視しないそうですね。近世の”木簡”としては街かどに立てられた掲示板とかも含まれるそうです。
こういう掲示板は文書資料では解らない生の当時の生活なんかが解るんですね。
現代での木簡としては表札として残ってるということです。

この本では広く一般の人でも読みやすいように編集されています。木簡の研究によっていままでの歴史認識が変わっていくことや、木簡の中国や朝鮮とのかかわり、木簡の出土状況と保存、古代の物流なんかが紹介されています。

木簡の発見によって歴史が具体的になってくるというのはたとえば、日本書紀の記述を裏付けるようなまた反対に矛盾するようなことも解ってくる、万葉集の歌が広く知られていた、平城京の建設の様子、防人の生活なんかが木簡から読みとることができたようです。

そして木簡は一か所から大量に見つかることがある。それは昔のトイレ跡なんですね、木簡を細く薄くしてお尻を拭いてすてたところに残ってる。しかしウォシュレットなしには考えられないいまとなっては木で!処理するなんて古代人はというか一部では近世くらいまでですか?どうしてたんでしょうかね?

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