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2012年5月31日 (木)

王と首長の神まつり

王と首長と神まつり@近つ飛鳥博物館

近つ飛鳥の春季特別展を見てきました。
気になったもは、石製品で刀子型のものと鍬形石製品と呼ばれるものですね。
刀子形石製品は関西出土のものと関東出土の物で形がそっくりなんですね。誰でも感じることでしょうがそれらの出土地域は何らかのつながりがあったと考えるのが普通でしょうね、ほんとにそっくりの物です。鍬形石製品と呼ばれる物も各地からほとんど同じ形の物が出てきますが、これっていまだにどういう使われ方をしたものか、一体何であるかは分かってないのですよね。説明も大体”鍬形石製品”となってるだけです。今までもたくさん見てきたけど今日感じたのは”鍬形石製品”というネーミングがいけないんじゃないかということですね。展示のしかたも必ず鍬の先みたいな平たい部分を下か手前に展示してますがそもそもそういう方向で見るのが当時の使われ方と違ってるのではないかと思った。しかしそう思っただけで自分には何の新しい見解もないけど。ただ鍬には見えないしどこの出土品も細かい造形も同じ形なんですよ、それで左右非対称なのがすごく気になった。

もうひとつ今回の祭りをテーマにした展示で気づいたのは、やはり水、川の流れを引き込んだところに建物を建ててそこで何らかの儀式が行われていたのだろうということですね。八尾の心合寺山(しおんじやま)古墳出土の祭祀場埴輪と三重の宝塚1号墳出土の囲形埴輪の形状は非常によく似てますね。とくに建物の周りの囲いの形状が同じ形式なんですよ。入り口が単純に囲いの正面につけられるのではなくて、囲いの一面が途中でずれてて囲いに向って平行に入っていく形で入り口が造られてる。うまく説明できないけど、上から見ると囲いが”の”字型になってるわけです。今回初めて気づいたけど、建物の形状がおなじということはまつりの形式も同じなんじゃないかと思わせますね。他にも奈良の葛城ではその埴輪を再現するかのような導水施設の跡が発掘されていて興味深いです。

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歴史関係」カテゴリの記事

コメント

名古屋からはじめまして
ほんとうに鍬形石製品って、妙な形してますね。
腕が入らない円もあるとか。ナゾですね。

ナゾと言えば、尾張氏です。パッとしないようで、土器は出てくる。
今、名古屋市博物館で「尾張氏☆志段味(しだみ)古墳群をときあかす」展
やってます。10日で終わりです。

よかったら お出かけ下さい。と、歴史好きな名古屋市民でした。

とまと様 はじめまして、コメントまでいただきうれしいです。
古代遺物は謎だらけですが、とくに鍬形石製品は謎ですよね、腕輪と説明してある時もありますね。しかし何度見ても用途不明ですね。
古代史で中部地方が重要なのは疑いない!銅鐸では三遠式と名付けられた形式がある、これは三河と遠淡海からきてますし、天皇家と尾張氏は関係が深そうだし、ヤマトタケル説話に熱田神宮と重要なキーワードがたくさんあると思います。
しかし愛知県や岐阜県あたりは古代史的には影が薄いような気がたしかにしますね。そのあたりは日本史的には戦国時代にハイライトがありすぎて古代史に目を向ける人が少ないのかもしれないですね。
我が町宝塚は”タカラヅカ”だけ(;´д`)トホホ…
また何かあれば教えてください、よろしくお願いします。

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