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2012年3月 6日 (火)

神々の体系

神々の体系:上山春平

まずなぜ上山春平氏の本を読もうと思ったか、からです。歴史関連の本をいろいろ図書館で借りて読んでいるんですが、知っていてはずしていたのが井沢元彦氏の逆説の日本史でした。読んだらいっぺんでファンになりました。理由はまた今度ですが、そこに梅原猛さんの著書が紹介されていて梅原猛氏の本を読みます。ここでまた梅原先生の古代史謎解きのファンになるんです。そうすると梅原先生の古代史の考察にアドバイスというか一緒に古代史を考えてるのが上山春平氏だとわかるのですね。順序が逆ですがやっと僕の古代史の見かたをどんどん変えてくれる考えの大元にたどり着いたようです。

井沢氏、梅原氏の著作をすでに読んでいるのでもう驚きもないですが、日本書紀の作者、プロデューサーが藤原不比等であるということが書いてありますね。

古事記、日本書紀の神代の系譜と日本書紀が書かれた600年代後半から700年代前半の天皇家と不比等との対比で、その時代のことを神代に持っていってるのでは、と考察されています。天孫降臨が元明天皇から聖武天皇への孫への系譜と重ねて考えるのはいろんな方が言っておられますね。元明がアマテラス、聖武天皇が天孫ニニギということですね。

哲学者の先生なので哲学系の専門用語が出てきたりしますし、物の考察のアプローチも哲学的なんでしょうね、その辺は梅原先生と同じです。しかし徹底的に掘り下げて何度もくどいように説明されているのでゆっくりですが僕にも理解は出来たような気がします。

歴史学の先生の日本書紀や古事記の表面上をみていろいろ考察するだけではやはり物の本質は見えてこないとおもうのです。人間がやることなのでその行動には何らかの理由があると思うのです。ですからそこに書かれてあることだけではなく、書かれていないことも、なぜ書かれていないのかということまで掘り下げないとだめなんですよね。歴史学会では上山氏や梅原氏、井沢氏等の説は無視されたりしてるようですが、このような視点から歴史を見る必要があるし、だからこそ真実に迫っていけるような気が僕にはします。

けど結構難しい本ではあります。次も上山春平氏だ。

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コメント

eye 私事ですが以前図書館で借りた本で(卑弥呼イコール天照大神説)と言うのが有りました
詳細は忘れてしまいましたが非常に現実的で興味のある説ではないかと素人ながら思った次第です
勿論この作者は古事記や日本書紀を研究した結果そう言う結論に達したと言うことです
北九州で成立した「邪馬台国」が東征して大和の豪族を滅ぼして大和朝廷を作り上げたと言う
壮大なロマン、その中心に「卑弥呼」が君臨して「アマテラス」になったらしい、、、、、
私はこの説を信じたいと思ってる1人です、深く追求するのはやめてください(^^;

eye 追伸 奈良県桜井市にある箸墓(はしはか)古墳こそ「卑弥呼」の墓ではないか?
と言われていますが、学説の粋を出てないようですね。

tabushiさま
どうもです、本文の元明天皇をアマテラスにしてますが、それでも当てはまるのですが、この本やほかでもよく出てくるのは、持統天皇をアマテラスにあてるのは結構ありますね。
卑弥呼をアマテラスに想定する考えもありだと思いますよ。
あくまでも卑弥呼とか邪馬台国が出てくるのは中国の魏志倭人伝の話であるというのが前提であります!だからそこはいろんな解釈ができると思う。倭人伝の卑弥呼を一人に邪馬台国を一か所に無理に当てはめることはないのではないかと思うようになってきています。
しかし最近の考古学の成果からいっても三輪山の麓に邪馬台国の時代にあたる都市機能的なものがあったのではないかと思いますね。僕は邪馬台国(やまとこく)畿内、箸墓説と思っております。
井沢元彦氏の逆説の日本史では天の岩戸隠れは248年の日食のことじゃないかという説が出ていて僕はひょっとしてその説はありじゃないかと思っていますよ。

eye 本日「有給休暇」の為pcとにらめっこしてます。。。(笑)模型もせなあかんのに(^^)
古代史は私も軽く興味がありまして、たまに本など借りて読んだりしてます

「倭国大乱」2世紀後半?の事なんですが、列島規模で起こったのか、北九州の内乱のことなのか
論議が分かれるところなんですが、私は北九州の内乱説を取ります(えらそーに!)
結果、邪馬台国が卑弥呼を担いで九州を統一した、で、東征することになるのですが
東征する理由が私的にわからない、なぜ大和なのか人間の本能として太陽の昇る所を
目指したのか、ほかに理由があったのか 管理人様どう思われますか?

tabushiさま
まず”倭国大乱”ですがこれも魏志倭人伝のなかの記述に基づきますね。
ぼくもそのことは気になっております、実際何らかの出来事があったと思います。時期的には1世紀くらいの100年くらいなんでしょうか?考古遺跡的にはそのころだけに出現してすぐなくあるものがあります、高地性集落です。関西だと芦屋の朝日ヶ丘遺跡ですね。ほかの地域でもあるんだけど一時期だけの遺跡なんですね、だから倭国大乱のような事態に対応していたのかなと思っています。あと古墳時代の前、弥生時代の環濠集落も外堀があったりちょっと高台にあったりと他からの攻撃を防ぐような形になってるのが気になります。うちの近くだと川西市の加茂遺跡が有名ですね。というようなことで、僕は倭国大乱は西日本の広い範囲でのことかと思っております。

神武東征は何らかの歴史を反映しているのかと思いますが具体的な意見を持ってないです。ただ紀元前1世紀から1世紀あたりは北九州には半島経由で新しい技術や米作りなんか伝わって、かなりの勢力があったのだろうなとは思っていますよ。だから邪馬台国もある部分は北九州のことを指してるかもしれないし、大和のことも指してるかもしれない、と思っています。
やまとはいいところなのですよ!うらやましい(o^-^o)

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